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自宅でできる子供の英語脳の育て方

自宅でできる子供の英語脳の育て方

英語を上達するには、英語脳を育てることが大切です。英語脳とは、英語で英語を考える脳のことです。英語脳が育っていない人は、英語を一度日本語に置き換えて理解し、再び英語に翻訳して会話しています。これでは本物の英語とは言えません。英語脳を育てるには、子どもの頃から英語に親しむ必要があります。自宅でできる、子供の英語脳の育て方をご紹介しましょう。

英語脳を育てるには

英語を学ぶのは、早ければ早いほどいいと言われています。そのため、最近では幼稚園のうちから英会話を習わせる保護者も増えています。英語脳を育てるのに一番いい方法は、英語圏の国で子供を産んで育てることです。そうすれば、毎日浴びるように英語を聞いて育つので、自然と英語脳が育っていきます。しかし、英語圏で子供を産んで育てるのは、誰でもできることではありませんが、これに似た環境は日本に住んでいても作ることができます。実は、朝から晩まで英語を聞かせるだけでも、英語脳に近づけることができるのです。

具体的には、子供を小さいうちから英語教室に通わせたり、オンライン英会話を利用することによって、英語漬けの環境を作ることができます。また、お金に余裕があれば、外国人のベビーシッターを雇ってもいいでしょう。このように、日本に住んでいても、工夫次第で子供を英語脳にすることは十分可能なのです。子供に英語を学ばせるには、なるべく小さいうちから英語に親しませるのが効果的です。

具体的には、1歳未満のうちから英語を覚えさせるのが理想的と言われています。もちろん、1歳を過ぎてもそれほど問題ありませんが、子供は5~7歳までに英語を覚えさせると、ネイティブ並みの発音で話すことができるようになります。ネイティブ並みの発音ができれば、英語脳が育っていると考えて差し支えないでしょう。普通の日本人の子供は、0歳児から日本語漬けの生活を送っています。そのため、普通の日本人の子供はすべて、日本語脳になっています。

日本語を自分の言葉として習得して育つと、日本語脳になるのは当然です。日本語脳の人は日本語脳で考え日本語で話します。日本で生活する分には、これで何の不自由もありませんが、英語を学ぶには日本語脳では都合が悪いのです。日本語脳の人が英語を学ぶと、英語を日本語で理解して英語に直して話します。つまり、英語を日本語に翻訳して理解し、また英語に翻訳して話しているのです。

これでは、英語がうまく話せるわけがありません。英語が上達するには、英語を英語で話す英語脳を育てる必要があります。英語脳が育たないまま英語を勉強することが、日本人が英語ができない理由と言っても過言ではありません。というのは、英語と日本語はかなり構成が違う言語だからです。フランス語やスペイン語は、日本語に比べると英語に近い言語なので、フランス語脳やスペイン語脳のままでも英語を覚えられるのですが、日本語の場合はそうはいきません。

そのため、子供の頭の中で日本語脳の回路ができてしまわないうちに、英語を覚えさせるのが英会話上達のためには必要なのです。一度脳内に日本語脳の回路ができてしまうと、これを取り除くのは容易ではありません。しかし、まだ日本語脳が出来上がっていない幼少期であれば、スムーズに英語脳を作れるのです。そのためには、英語に抵抗を持たない幼少期のうちに、英語に親しませることが大切です。

日本語ができないうちに英語が学べるのか

幼少期から英語を学ばせることに対して、「日本語ができないうちに英語が学べるのか」とか、「日本語を覚えるのに影響はないのか」といった声も聞かれます。しかし、どちらの心配も無用です。子供は、日本語ばかり聞いて育てば日本語を話せるようになります。同様に、英語ばかり聞けば英語が話せるようになります。では日本で子供を英語漬けにするとどうなるのかというと、2つの言語を理解して、それぞれの言語を話せるようになります。

いくら英語漬けといっても、親は日本語を話し、テレビをつければ日本語の番組ばかりですから、実際には日本語を浴びる量のほうが多いのです。日本語を聞く量が多ければ日本語を優先的に覚え、次に聞く量の多い英語を2番目に覚えることになるので、冒頭のような心配をする必要はありません。

英語脳を作る学習方法

英会話を学習するには、英語を浴びるほど聞くのが効果的です。それなら、英会話教室に通ったりオンラインで英会話を学習しなくても、英語のCDを聴いたり洋画のDVDなどを見てもいいように思えます。しかし、実際はCDやDVDなどで英語を聞かせても、子供の英語脳は育たないことがわかっています。では、どのような方法なら効果があるのかと言いますと、「生身の人間が読み聞かせる」ことが重要なのです。

だから、英会話教室やオンラインで英語を学習すると効果があるのです。生身の人間が読み聞かせればいいのですから、自宅で英語の本を読んであげても同じ効果があります。幼い子供に、絵本を読み聞かせる親はたくさんいるでしょう。この絵本を日本の昔話などではなく、英語で書かれた童話などにすればいいのです。

子供に英語で読み聞かせるとなると親に負担がかかりますが、そこを子供の将来のためと頑張れば、自宅にいながら英語脳を育てることができます。赤ちゃんは、全身で親の言葉を聞いているものです。そこで、なるべく英語で子供に話しかけるようにすると、英語脳を育てるのに有効なのです。

子供に英語で読み聞かせるには

子供に英語で読み聞かせるといっても、正しい英語の発音ができないと不安になるかもしれません。しかし、そんな心配は無用です。読み聞かせは、必ずしも正しい発音でなくても問題ありません。読み聞かせる本も、子育て英会話の本をネットで探して購入すればいいのです。最近では、読み聞かせの音声をダウンロードできる本もあるので、まず親が音声を聞いてから、同じように子供の前でしゃべってあげるといいでしょう。

「早く片付けなさい」とか、「トイレ行きたい?」、「シートベルトした?」など、普段の生活でよく使う言葉が並んでいるので、親が読んでもわかりやすい構成になっています。まず、親が楽しめないと長続きできないので、そこはしっかり工夫してあるようです。子育てしている場面で使うフレーズは数多くあります。

食事や風呂、トイレ、お出かけの準備、公園で遊ぶ際の注意など、いろんな場面で子供に投げかけるフレーズが、英語で書かれています。子供に話すのは短い言葉でもいいので、「静かにして」「よくできたね」「偉かったね」などの言葉を、英語で言ってあげるだけでも効果があります。

最初は優しい表現から

「トイレ行きたい?」、「シートベルトした?」、「静かにして」などは、子供には少し威圧的に聞こえるかもしれません。親も感情的になっている場合に出る言葉なので、こういった表現を最初に使うのは避けたほうが無難です。そこで最初は、「ご飯だよ」とか「片付けしよう」「手を洗おうね」などの、穏やかな表現から始めましょう。子育て英会話の本には数多くのフレーズが載っているので、その中から親が読んでみて、真似しやすいものから子供に言ってみてください。親がしっくりこないものは、多くの場合子供にもしっくりきません。まず、親が納得できたフレーズから使うようにしましょう。

最初は2つか3つのフレーズから

いきなり最初から多くの英語を投げかけても、子供は消化しきれません。そこで、最初は2つか3つのフレーズを、数日間繰り返してみましょう。「ご飯だよ」「お風呂入ろう」「もう寝よう」などのような、簡単で毎日必要な表現を選んで、繰り返し子供に投げかけてください。実際の表現は、「ご飯できたよ=Dinner is ready!」、「片付けしようね=Time to clean up!」といった簡単な表現なので、子供も無意識に繰り返します。これを地道に続けていくことが、子供の英語脳を育てる近道です。日本語でも、「よくできたね」とか「偉いね」といった誉め言葉を子供に言うのは、大切なことだと言われています。英語では「Excellent!」「Well done!」などがこれに当たるので、1日に何度か英語で子供を褒めるようにしましょう。

まとめ

子供の英語脳を育てるには、英語漬けにするのが有効です。そのためには、英会話教室やオンライン英会話などを利用してもいいのですが、ちょっと工夫すれば自宅で子供の英語脳を育てることができます。子育て英会話の本を利用して、日常生活の中で常に子供に英語で語りけていると、少しずつ英語脳が育っていきます。