担任制の子ども向けオンライン英会話３選
英会話学習にはいろんなパターンがありますが、最近ではオンラインによる英会話学習も増えています。オンライン英会話にもいろいろありますが、担任制のほうが安心できるという方も多いようです。英会話を習い始めたばかりの子供の場合は、特に担任制を希望する保護者が増えています。本記事では、担任制の子ども向けオンライン英会話を、3つ厳選してご紹介します。
マイチューター バイリンガルクラブ
「オンライン英会話 マイチューター バイリンガルクラブ」の小中学生専門コースです。ネット回線を使って、無料で利用できるSkypeやZOOMなどを使用して、英会話を学習します。パソコン、タブレット、スマートフォンのどれでも受講できますが、ライティングクラスなどはパソコンを使ったほうが便利です。このスクールは、フィリピン人講師が多いのが特徴で、講師はフィリピン政府公認英語教師資格を取得しているので、安心して子どもに学習させることができます。
フィリピン人講師の話す英語は、日本人にもわかりやすいので、英語を習い始めたばかりの子どもでも聞き取りやすいでしょう。コストパフォーマンスも優れているので、保護者の負担が少なく続けやすいオンライン英会話です。英会話はすべてマンツーマンなので、理解できない点はわかるまで教えてもらえます。そのため、わからない部分をそのままにして先に進むことがないので、しっかりした英会話が身についていきます。担任制だからいつも同じ講師に習うので、頻繁に講師が変わる従来のレッスンと比べて、ストレスなく英語の学習に打ち込めるのが特徴です。教材の多くはオリジナルで、豊富なカリキュラムがあるので、子どもの英語力がぐんぐんついていきます。
学習コース
小学低学年から中学生までは、「Let’s Go（レッツゴー）シリーズ」で英会話を学びます。日本語を使わずに、英会話を学習するための最初のステップにふさわしい、子どもに人気の高い教材がそろっています。使用するテキストは、「Let’s Go Begin」から「Let’s Go Level6」まで7つに分かれています。英会話を上達させるには、最初に学ぶ基礎が重要なので、テキストは必ず「Let’s Go Begin」から順に使っていくことが大切です。
また、同じく小学低学年から中学生までの英会話学習コースに、「Everybody Upシリーズ」があります。こちらは、実際の生活に即したテーマごとに英会話を学ぶもので、実地で役立つ英語力が身につきます。英語以外の科目の内容も英語で学べるので、英語の時間に英語を勉強するのと違って、より実戦的な英語力が身につきます。さらに、実生活に基づいたテーマもあるので、英語を学びながら自然と礼儀やマナーも身につくので、子どもの情操教育にもなるため一石二鳥と言えるでしょう。レベル5と6の教材は、児童英検®の対策にもなるので、将来の英検やTOEFLなどの試験対策にも役立ちます。
ほうかごEnglish
ニュージーランドに拠点がある英会話スクールです。講師は全員ネイティブなので、本場の英会話が学べます。すべての講師が英語教育の資格を持っており、授業は担任制でしかも日本人によるサポートがあるので安心です。講師はニュージーランド人が中心で、子どもの教育に慣れているため楽しく授業が進められます。生徒1人1人に合わせたコース設定ができるのが特徴で、子どもの英語力や、英語を学ぶ目的に合わせて授業内容の変更が可能です。
モデルコースがいくつか用意してあるので、そのコース内容のまま受講してもいいのですが、個々に内容をアレンジすることもできます。ちなみに、コース内容のアレンジは日本人スタッフが担当するので、英語が話せなくても心配いりません。担任制なので、子どもの英語レベルや英語学習の目的に合わせて、最適な講師を選べます。また、毎回講師が変わるとストレスを感じる人でも、不安感なく学習できるでしょう。
各コースの内容
次に、子ども向けのコースの内容をご紹介しましょう。
◆小学生コース１
英語を初めて学習する子ども向けのコースです。友達や学校などの身近なテーマをもとに、ネイティブ講師とやり取りしながら英語に親しんでいきます。英語を上達するコツは、英語に苦手意識を持たないことです。苦手意識があると英語が嫌いになり、嫌いなものは長続きしないので挫折する可能性が高くなります。英語に苦手意識を持つかもたないかは最初で決まります。
「英語って楽しい」と感じた子どもは、苦手意識を持つこともなく、ぐんぐん英語力を伸ばすことができるでしょう。このコースでは、単語の発音をネイティブのようにできるようになれば、次は講師と短い文のやり取りをします。講師に質問できるようになり、短い文が自分で書けるようになれば、上達への道を歩み始めた証拠です。
◆小学生コース２
昨日や明日など、過去形や未来形で会話ができるようになると、英会話に広がりが持てます。会話の中で過去形や未来形を使えるようになると、いろんな会話ができるようになるので英語が楽しくなります。このコースでは、「深み」のある英会話力が身につけられます。
◆小学生コース３
自分中心の英語ではなく、相手の話を聞いたり自分の意見を言えるようになる、相互コミュニケーション力を育てるコースです。quickをquicklyに変えるような、形容詞を副詞にする力をつけます。また、副詞や形容詞の比較級、最上級が理解できるようになります。さらに、「たぶん～」という推測で自分の考えを言えるようになり、「なぜ？」という質問に、自分で文章を組み立てて答えられるようになります。
Sure English
講師の大部分が、フィリピン人の英会話スクールです。フィリピン在住の講師とSkypeを使って英会話のレッスンを受けます。レッスンはマンツーマンの担任制なので、頻繁に講師が変わるのと比べてストレスなく授業が受けられます。レッスンでは、できるだけ多くしゃべるのが英会話上達のコツです。ネイティブの発音を聞くことでリスニング力がつき、その発音を真似することでスピーチ力がアップしていきます。
レッスン内容は生徒の希望を取り入れたものなので、自分が好きなテーマについて会話できるので、楽しみながら英会話が学べます。また、グループレッスンと違って、マンツーマンレッスンですから話せる量が違います。会話しただけ英語耳が育ち、英語脳も培われていくので、上達のスピードがぐんぐん上がっていくでしょう。フィリピン人講師はみんな明るくて気さくで、しかも日本人に好意を持っているので、楽しく会話できるのは間違いありません。
ちなみに、担任制と言いながら、複数の講師を選んで授業を受けることもできるのが、このスクールの特徴です。講師はそれぞれ、講師になるまでにさまざまな体験を積んでいるので、複数の講師にレッスンを受けると会話の幅が広がって、さらに楽しく英語が学べるでしょう。また、講師が自分に合わないと思ったら、他の講師に変えることも可能なので安心して授業が続けられます。子どものうちから、浴びるようにネイティブ講師の英語を聞いていれば、英語力がアップするのは間違いないでしょう。
まとめ
英会話を上達するには、とにかく数多く英語をしゃべるのが一番です。担任制でマンツーマン授業なら、講師を独占して会話できるので、英会話上達にはもってこいの環境と言えるでしょう。しかもオンラインで、現地在住のネイティブ講師と会話できるのですから、まさに生きた英語を自宅に居ながら学習することができます。担任制のオンライン英会話は料金もリーズナブルで、家計の負担にならないので、長く続けることが可能です。ただし、通学型の英会話スクールと違って、モチベーションをしっかり保って受講しないと、途中でやる気をなくすおそれがあるので注意が必要です。